【更新日:平成29年9月21日】

老朽管更新・耐震化について


 阪神水道企業団の管路は取水点のある大阪市(東淀川区)を起点に全部で8市域にまたがって布設されており、その総延長は約190kmにも及んでおります。昭和50年代から計画的に老朽管の更新を行っていますが、戦前に布設された管も未だ残っており、現在の基準に照らして材質や機能面で脆弱なものが多いことから、破裂や継手の抜出しによる漏水が発生する可能性があります。これら脆弱な管の更新は最優先と位置付けており、おおむね10年以内に解消する予定です。
 また、当企業団では平成7年の阪神淡路大震災での被災体験を踏まえ、耐震性の向上にも努めており、現在、管路耐震化率は5割を超えていますが、今後も、更新の際に継手部の抜出し防止機構を備えた耐震管を採用するなど、地震に強い管路を目指した取組を続けていきます。

管更新工事の実施状況


 当企業団の管路は平均口径が1000mmで、一般的な水道管よりも大きなことが特徴です。口径800mm以上の管更新の場合は、地上から掘削して既設管を撤去して新管に取り替える方法(開削)ではなく、主に、既設管の中に新管を挿入する『パイプインパイプ』という方法を採用しています。
 パイプインパイプ工事はほとんどの作業を地下の管内で行うものですが、数百mおきに新管の搬入や換気のために必要な『立坑』と呼ばれる縦穴を設置する必要があります。この立坑設置に数か月、新管を搬入するのにも数か月かかり、さらに配管終了後に道路を元通りにする工事も含めると全体で1年以上の期間が必要になります。
 工事現場周辺の皆様には、大変御迷惑をおかけいたしますが、水道水の安定供給のため、何とぞ、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。





 
開削工事 パイプインパイプ工事