【更新日:平成26年6月30日】
 阪神水道企業団が供給する水道用水は、全量を淀川から取水していますが、南海トラフ巨大地震による津波が発生し、津波が淀川を遡上し淀川大堰※1を越えて遡上した場合、海水の影響(水質基準の超過)により取水を停止しなければならない事態が懸念されています。
 このため、同じ淀川を水源とする大阪市水道局、大阪広域水道企業団と協同し、京都大学防災研究所や近畿地方整備局淀川河川事務所の協力のもと、南海トラフ巨大地震による津波発生時の水道への影響を検討しました。
 その結果、企業団の2つの取水口のうち、最下流に位置する淀川取水口で海水の影響があることが分かりました。上流側の大道取水口では取水を継続できますので、供給が停止することはありませんが、企業団全体の供給量が減少するため、構成5市(神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市及び宝塚市)の一部地域で、水圧低下などの影響が出る可能性があります。

 なお、本検討は、津波が淀川を遡上した場合の取水への影響だけを検討したもので、揺れによる水道管の破損や沿岸部の浸水の影響※2は考慮していません。
今後も津波遡上の状況に応じた適切な対応や管路の耐震化など総合的な対策を推進し、構成5市の水道部局と連携しながら影響が少なくなるよう努めてまいります。


※1 淀川大堰の強度について
 国土交通省淀川河川事務所において、津波に対する淀川大堰の強度が検討されました。その結果、淀川大堰は津波を受けても機能を確保できるとされています。(平成26年5月21日公表)

※2 浸水の影響について
平成26年6月3日に「兵庫県 南海トラフ巨大地震津波被害想定」が兵庫県から公表されました。浄水場やポンプ場などの企業団の主要施設は、浸水地域から外れています。 http://web.pref.hyogo.jp/kk38/hyougokennnozisinntunamihigaisoutei.html


<添付資料>

〈関連情報〉